21歳の誕生日
私事だが、無事に生きて誕生日を迎えて21歳になった。彼氏がケーキを用意してくれて、お祝いしてくれてとても嬉しかった。
幼い頃は毎年誕生日を物凄く楽しみにしていた。何故なら、誕生日の時は皆からちやほやしてもらえるし、好きな料理を食べられて、プレゼントが貰えるからだ。
好きな料理に、お祝いの言葉とプレゼント。
誕生日は、幼い子供にとっては夢のような日だと思う。
けれど、いつからか私にとって誕生日という日は嫌でも「自分が生きている」「また無駄に年を重ねてしまった」ということを自覚しなければいけない恐ろしい日へと変わってしまった。
母と喧嘩する度に「お前なんて産まなきゃよかった」「子育て失敗した」と言われ、その度に傷ついた。だから、誕生日を母に祝われても正直、普段喧嘩する度にそういった言葉を吐くのに本当におめでとうと思っているんだろうかと毎年思ってるし、正直吐き気がする。
とにかく、彼氏と出会う前までは私にとって誕生日は苦痛な日でしかなかったのだ。
彼氏と出会って、自分と真剣に向き合ってくれる人がこの世にいるんだと分かってからは、「生きててもいいんだ」と思えるようになったと思う。それでもまだまだ希死念慮がなかなか消えないけど。
自分の誕生日をちゃんと自分でも祝えるのは心地がいいなと心から思うし、「生きててもいいんだ」と思わせてくれる彼氏は最高だなと改めて思った土曜日の夜だった。(これ書いてる時点でもう日曜になってるけど笑)